2008年11月9日日曜日

第3回ケーススタディ道場(報告2)

前回に引き続き、ケーススタディ道場の内容について、まとめます。
自分の頭の再整理をすることはもちろんですが、なんらかの形で参考にしていただける内容となっていれば幸いです。

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2.流通進化論
【学習したこと】
・伝統的なアパレルに強い流通とファーストリテイリングのビジネスモデルを比較する際の分析方法
・同じ業態の複数の会社の財務諸表の比較の方法
・比較した結果、どのような点に着目して、それぞれの会社の特徴をつかめばよいか
・流通企業を例として、複数の会社を比較する際に、総利益率、在庫、在庫月数から、どのような法則をみつけるか
・財務諸表から格安家具販売における運営のポイントを見抜く

【まとめ(テキストより引用)】
・流通業は儲からないという印象が強いが、実は戦略次第で高い利益を出せることが分かる
・あらゆる事業には成功の鍵があり、その鍵はどんなに隠しても数字に表れてくる
 ⇒成功者のやり方を分解して、ベンチマークとして利用する
・公開情報で入手できる数字を簡単な割合とグラフで分析し、比較するだけでその成功の鍵は、かなりの確度で予想、推論することができる
 ⇒情報の入手先としては、帝国データバンクなどがある
・自社の財務諸表の変化、他社との比較によって、自社のポジションが明確になり、自分の仕事の意義も見えるようになってくる
 ⇒変化や比較の結果から、儲けの糸口を探しだす
 ⇒定量分析を行うことによって、比較的簡単に見つけることができる

【感想】
・会計に関する問題はまだ苦手ですが、三回目のトレーニングとなり、どのあたりに視点を向ければよいのかがわかるようになってきました
・財務諸表から特徴を読み取るときには、大まかな特徴であれば、暗算程度の計算で十分分析できることがわかりました
・突出して大きな数字など、表にしたときに、特徴のある数字を手がかりにすると、ヒントが見えてくることがわかりました

2008年11月6日木曜日

第三回ケーススタディ道場(報告1)

昨夜開催された、第三回ケーススタディ道場に参加してきました。
今回の参加で、ラテラルシンキングから数えて4回連続の参加になります。
毎回、濃密な3時間を過ごすことで、思考回路が少しずつ形成されてきているのかなとは感じています。
やはり実践的になるまでには、日頃の努力が欠かせないので、まだまだ自分の手足として利用できるまでには時間がかかると思いますが。。。

今日は、まず第一回目の情報共有をしたいと思います。
残りはまた後日Upさせていただきます!

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<今回の課題>
1.刑事ドラマのアイディアをつくる
  (ラテラルシンキング)
2.流通進化論
  (シンプルな定量分析でビジネスモデルの違いを理解する)
3.新規事業プロジェクトに参加すべきか
  (基本フレームワークを応用してみる)

1.刑事ドラマのアイディアをつくる
・ラテラルシンキングは、斬新な仮説構築に役立つ
・プロセスを追求しない代わりに、必ず良いアイディアがでるとも限らないので、日常的にトレーニングを行う必要がある
・ラテラルシンキングは新しい付加価値を探す手法として最適であり、日本企業の経営課題を解決する良い手法になる
・ラテラルシンキングで失敗しないためには、ロジカルシンキングとの併用、仮説・検証の繰り返し、チームの活用が必要
・ラテラルシンキングの3つのステップ
 1-対象となる製品、サービス等の構成要素をMECEに分解する
 2-構成要素の前提を水平移動、否定、変更する
 3-ステップ2で生まれた、ギャップ、問題点、不自然な点を解消するアイディアを導入する

【学習したこと】
・刑事ドラマの基本設定のアイディアを、ラテラルシンキングを用いて、作ってみる

【まとめ(テキストより引用)】
・ロジカルシンキングを実際に仕事で生かすためには、教科書事例を実際の案件に当てはめて考える柔軟性が必要
・ラテラルシンキングのトレーニングは普段から気がついたことを要素分解し、軸を少しだけずらして考えるクセをつけるために非常に有効な方法
・ビジネスモデルや部路ダクトに当てはめて考えれば、仕事にも生かしやすく、即効性がある

【感想】
・「ビジネス頭を創る100の難問」や「ウミガメのスープ」などで、少しずつ訓練をつんでいるものの、実際に適用しようとすると、まだ勘どころがうまくつかめていないことを実感しました
・一問あたりの解答時間は短いのですが、逆にこれ以上長いからといって、良い案がでるという印象もありませんでした
・基本はMECEにあるので、うまく分解しておいて、軸をずらす対象をきちんと洗い出しておけば、アプローチもしやすいし、のちの軌道修正も比較的簡単に行えるかなと感じました
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2008年11月5日水曜日

第二回ケーススタディ道場のまとめ

本日開催される、「第三回ケーススタディ道場」に参加してきます。
前回の復習をする意味もこめて、前回の内容の概要を作ってみました。
なにかの参考にしていただければ、幸いです。

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<今回の課題>
1.マンガ雑誌ビジネスの売上を増やすには?
  (統合的なマーケティングコミュニケーション)
2.流通グループは何を売っているのか?
  (シンプルな定量分析でビジネスモデルの違いを理解する)
3.「転職」を”問題解決”する
  (基本フレームワークを応用してみる)

1.マンガ雑誌ビジネスの売上を増やすには?
【学習したこと】
・雑誌の利益を分析するためのフレームワークをどのようにMECEに構築するか?
 →利益を段階的に分解する
 →利益=売上-コストの基本公式がポイント
・売上に関連する各項目について、各売上を増やす為の仮説・分析とその情報ソースを考える
・コストに関連する各項目について、コストを減らす為の仮説・分析とその情報ソースを考える
・雑誌とコミックの売上利益の違いを、フェルミ推定を用いて、ざっくりと計算する
・試算の結果をもとに、雑誌の属性(少年誌・青年誌)とそこから読み取れる意味を洗い出す
・青年誌がなにをすべきかを洗い出し、そこから青年誌のビジネス戦略を編集方針にまで落とし込む

【まとめ(テキストより引用)】
・普段何気なく眺めている商品でも、フレームワークを使えば、その商品の意義や最適化しようとしている対象、市場が見えてくる
・普段の仕事においても、同じ発想でフレームワークを少し使ってみるだけで、その意義や目的が見えてくることがある
・仕事上の改善活動や失敗の原因究明などにこの方法を利用することもできる

【感想】
・MECEを意識してフレームワークを構築するところからはじめるだけで、売上向上の具体的な方針を導くことができる
 (一つ一つの作業ステップを飛躍しすぎないように、コツコツと積み上げていくのがポイント?)
・慣れていないと、フレームワーク構築の段階で、あらぬ方向へ行ってしまう
 (仮説と検証による繰り返しの経験が必要)
・日常的なことがらから、MECEを意識することがよい訓練になる

2.流通グループは何を売っているのか?
二つの流通グループの比較演習
【学習したこと】
・財務諸表から何を読み取るか(どちらが儲かっているかの比較)
 →営業収益営業利益率=営業利益÷営業収益×100(%)
 →総資産経常利益率=経常利益÷総資産×100(%)
 →自己資本純利益率=当期純利益÷自己資本×100(%)
・両グループの収益性の違いを分析するためのフレームワークをMECEに構築
 →事業ドメインに着目してMECEにフレームワークを構築
 →顧客(消費者・企業)を基点として、各顧客に対する販売項目とチャネルへと分解していく
・両グループの決算短信から、両グループの違いを分析する
 →決算短信は、HPから簡単に取得することができる
 →「何が分析できないか」とできないことが何かを明確にする(分からないものは分析できない)
・両グループのコンビニ部門における財務諸表の比較
・両グループの子会社の持ち株比率を比較した表からなにが読み取れるか
・両グループの抱えている問題について仮説をたて、引き続き分析してみたいことをあげる

【まとめ(テキストより引用)】
・定量分析を使うことによって、主張の説得力はその威力を飛躍的に増すことができる
・しかし、定量分析はともすると数字の羅列になりがちなので、プレゼンテーションについてはそれなりに意識する必要がある
・具体的なプレゼンテーションの方法については、ビジネス思考力セミナー5月講座を参照のこと

【感想】
・経済に関する知識がまだ不十分なため、課題としては難しく感じた
・同業他社との比較、あるいは投資する際の会社比較などにおいて、地道な分析をしていけば、考えているより単純な方法で問題点や強み弱みを洗い出せることがわかった

3.「転職」を”問題解決”する
”なぜ今「転職」なのか”(テキストより引用)
 ・会社やビジネスモデルの寿命が個人の職業生活の寿命より短くなり、社会全体として、雇用過剰な産業から、雇用不足の産業へ雇用を流動化せざるを得なくなった
 ・企業側でも新規ビジネスの立ち上がりを早く進めるためには、人を中途で採用する必要がある。
 現在社内にないスキル、社内で養成していては間に合わないスキルを外部から調達する必要がでてきた
 ・個人と企業が対等の関係になるためには、個人側で他の選択肢を用意しておく必要がある

【学習したこと】
・友人からどの会社に転職すればよいか相談を受けたとき、どのように回答するか。MECEでフレームワークを構築する
・会社選びの軸を示す
・会社選びの軸の中から、ミクロとマクロの要素を取り出す
・企業の4つの発展段階(ベンチャー・成長企業・普通の大企業・衰退大企業)について、メリットとデメリット
 (転職者が35歳未満/35歳以上)
・会社のポジショニングは、アドバンテージ・マトリクス(縦軸:業界の競争要因の数、横軸:優位構築の可能性)で表現可能

 業界の競争要因の数 優位構築の可能性 会社のポジション
 小             小           手詰まり産業
 大             小           分散型事業
 小             大           規模事業
 大             大           特化型事業
・それぞれのポジションにある会社に転職する際のメリットとデメリット
・「職業生活における満足度を高める」と問題設定して分析するとした場合、課題を洗い出せるようにMECEに分解する

【まとめ(テキストより引用)】
・転職は自分の人生を左右するイベントなので、フレームワークを使ってすべての要素を慎重に検討して行うべき
・特に会社選びにおいては、業界の状況やその会社のポジショニングによって、いくら努力しても報われない状態がありうることに注意する
・「訪問したときに雰囲気が良かった」、「資格取得に協力的」といった一面的評価で軽率に判断しないこと

【感想】
・自分自身が転職を検討していることもあり、自分の問題意識の持ち方や、アプローチの仕方について考えさせられた
・ともすれば、職業や会社選択の条件があやふやになりがちだが、問題を詳細化することによって、判断を誤る可能性を低くすることができると感じた
・仕事における満足度のような、一見あいまいにみえる問題設定であっても、MECEに分解することで、具体的な問いとして捉えることができる
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2008年10月31日金曜日

お弁当箱に一工夫

最近、会社の福利厚生制度が変更になり、昼食代が支給されなくなりました。
それにあわせて、家計の負担軽減策として、お弁当を持参することにしました。

もともと食が細いので、おにぎり2個か3個もあれば十分なので、
ラップで包んだおにぎりを持っていけばいいかなと思っていました。

ところが、お弁当作るのに張り合いも出るからというからという妻の言葉もあり、
ちょうどいいサイズのお弁当箱を買うことにしました。

購入したのはこちら、”よこぐも”さんの篠竹のお弁当箱。

http://www.jokogumo.jp/pages/shinotake.html

このお弁当箱の中に、赤松の経木をいれて、その上におにぎりをのせて出来上がり!

お水を一度くぐらせた経木が、適度におにぎりの水分を吸い取って、
篠竹のお弁当箱の通気性のよさから、朝作ったおにぎりでも、
さらっとして、べたつかない状態で食べられます。

しかも、経木の木の香りとちょっと味がおにぎりに移っていて、
なんともいえないおいしさを引き出してくれます。

昔の人のお弁当箱には、こういうきちんとした合理性があったのだなぁと感心しました。

最近はお弁当持参ブームなんでしょうかね?
サイトを探していたときも、店頭で探していたときも、
たくさんお弁当箱をみかけました。

みなさんもよろしければお試しくださいませ。

2008年10月27日月曜日

お知らせ

メルマガ”ビジネスブックマラソン”にて、講演会の告知がありましたので、
情報共有として、ブログに掲載させていただきます。

11/29(土)のエリエス出版戦略セミナーに、ディスカヴァー・トゥエンティワンの社長、干場弓子さんが登場するそうです。

勝間和代さん、小宮一慶さんをブレイクさせ、ベストセラー作家にしたその編集・販売の極意について、講演なさるとのことです。
http://eliesbook.co.jp/archives/136

御興味のある方は、参加されてはいかがでしょうか?

2008年10月24日金曜日

トークショー×2

今週の火曜日(10月21日)に、安藤忠雄さんとフランソワ・デュボワさんのトークショーに参加してきました。
1日のうちに2回のトークショーに参加するのは初めてでしたが、お二人とも短時間とはいえ、
聞く人に価値ある情報を提供してくださいました。
非常に簡単なレポートですが、情報共有と自分の記憶の定着のために、内容をまとめたいと思います。

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<安藤忠雄さん トークショー>
「安藤忠雄の建築1・2・3」のトークショー&サイン会

・日本人は目を覚ませ!
 →C・Wニコルさんから聞いた話
  来日した頃(30年くらい前)は、日本の子供たちの目の輝きに感動した
  最近は、子供たちの目に輝きがなくなったことに絶望する
  
・目を輝かせて生きていく為に、身近な目標をもて!
 →自分なりの考え方を構築していくことが大切
 →女性は男性よりも好奇心が旺盛で、いろんな興味をもって活動している

・好奇心を持つと、どこにいっても楽しみが広がる
 →建築に興味があれば、ヨーロッパ旅行をしても食べ物だけではなく、建築を楽しむことができる

・建築でもその他の仕事でも、異なる条件のものを如何に組み合わせるかが大切
 →それが創造力である

・女性は街と友達をもっている
 →女性の存在が街の原点である
 →女性が友達を作れるような街づくりが必要
 →ほっとできるようなスペースを街の居住スペースに作ることが必要

・オリンピック招致活動に関わっている理由
 →日本人に元気をだしてほしいから
 →オリンピックという目標を掲げることで、日本人はがんばれるようになる
 →もともと団結力があり、民度も高いので、将来に向けての目標を設定すれば、必ず活性化できると思っている

・モノを組み立てるという訓練を若いうちにしておくといい

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<フランソワ・デュボワさん トークショー>
「いつも、いい方向に人生が動く1%の人たち」のトークショー&サイン会

・今回の本の構成のコンセプトは、老子の本にヒントを得ている。
 見開きがの2ページ分が、ちょうど一つのトピックになっていて、そこを実践してみる、ということを繰り返すことで、
 デュボワ思考法の実践をよりトライしやすいようにしてみた。
 また、なにかヒントをもらいたいときに、気軽に振り返ることができるような本にしたかった。

・本書では”心のぜい肉”をキーワードにしている。
 ”心のぜい肉”とは、自分の前進を阻むもの。
 自分が芸術家として経験してきたことをもとに、他の人たちが”心のぜい肉”を落とす手伝いをしたいと思った。
 音楽家は依頼された舞台から逃げることはできない。人生でも似たような場面に対峙しなくてはいけなくなる。
 そのときに逃げ出さなくてすむ自分を創るためにはどうすればいいのか、を知ってもらいたい。

・歳をとるにつれて、いろいろなものを抱え込んでしまって、動きが遅くなる。
 今やらないと、あとで代償を支払うことになるということに気付いて欲しい。

・自分のもつ違和感を無視しないでほしい。
 物事に対して、なにかを感じるということは、とても大切なこと。
 優れた人は、たいてい動物的なカンが鋭い人が多い。

・人はとかく見た目で判断することが多いが、
 他の使って感じ取った総合的なイメージで人を捉えることが大切。

・今自分が感じていることは、自分のカンでキャッチしたのか、自分が考えてだした結論なのか、
 それを判別する力を身につけるには、練習を繰り返すしかない。

・深入りしすぎた勉強は、感覚を逆に鈍らせてしまう。

・他人との距離を近づけると、視覚以外の感覚で感じるところがある。

・自分を保持しようとしない。保持しようとしてしまうと疲れてしまう。
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2008年10月22日水曜日

情報発信を見直す

また更新期間に空白ができてしまいました。

そんなときに、普段読んでいる鮒谷さんの”平成進化論”で、情報発信に関するトピックスが取り上げられていました。

すでに御承知の方もいらっしゃるかと思いますが、自戒の意味も込めて、
内容を紹介させていただきます。

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<今日のピークパフォーマンス方程式。>

【 完璧を期さない情報発信 】

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■昨日、


 【 情報発信の有用性、効果効能、魅力とは 】

 
 というテーマでお届けしたところ、

 こちらも非常に大きな反響をいただきました。



■今日は、そのなかで「ごもっとも」とも思える
 心配、ご質問がありましたので、

 その質問に対するお答えをいたします。


 複数のかたからの、共通の質問だったわけですが
 それがどういった内容であったかというと


 「外部への情報発信というと、どうも力みが入ってしまい、

  書こうとはおもっても、なかなか筆?キーボード?が

  進まない」


 というものでした。



■おっしゃること、すごくよくわかります。

 わたしも外部に向ってモノを書き始めたときに
 同じ思いに駆られました。


 しかし、その壁を乗り越えてでも
 
 ▼新しいキャリアを志向する個人

 あるいは

 ▼年商 数億~場合によっては10億程度までの
  企業経営者

 などであれば、


 ブログ、ニュースレター、メールマガジンなどの媒体を
 活用し、外部に情報を発信するメリットは十二分に
 あることを、まずは知って下さい。
 

 (じつは10億超の企業経営者であっても、

  経営者自らが情報を発信することで業績を
  大きく伸ばしている会社がたくさんあるのですが)
 


■そのうえで、今日はそんな


 「情報発信に対する恐れの壁の乗り越え方」


 について、わたしの経験を通してお伝えいたします。



■実は、

 私もこうやって何年にもわたってメールマガジンを
 書いてきたわけですが、

 ぎりぎりのところ、告白すると
 
 
 「わたしは作家じゃない」

 わけですし
 
 「情報発信にそんなに時間を割くことができない」

 わけです。



■従って、あえて極論すると、
 
 書き流し、垂れ流しでいいから発信する
 
 (とまでいってしまうと言い過ぎかも知れませんが)
 
 毎日、執筆しているなかで、

 その号において、
 

 「自分の伝えたいことを表現するための完成度が
  7、8割程度のところまできた」


 と思ったら、

 そこである種の「見切り」をつけて発車(=発信)
 してしまいます。


 すなわち、

 
 【 完璧を期さない情報発信 】


 こそが継続の秘訣なのです。



 
■もし完成度を


 「7割⇒8割」

 あるいは

 「8割⇒9割」


 というところまで高めるためには、

 メルマガのコンテンツの完成度を7割、8割に持って
 くるまでにかけた労力と同等の、

 あるいはそれ以上の労力がかかるものです。



■完成度を高めよう、完璧を期そうとおもっても

 一定以上の時間をかけた後は、
 かけた時間や労力の効用も徐々に逓減していき、

 極言すると


 【 労多くして功少なし 】


 の状態になってしまうことがあるのです。



■もしわたしが作家であるならば、
 
 効用などを気にすることなく、文章の細部に至るまで
 徹底して手を入れなければなりませんし、
 
 よりよい表現、より伝わる表現、

 といったものに、ぎりぎりまで、こだわらなければ
 ならないでしょう。



■しかしながら私は作家ではなく、

 本も読みたいし、海外にも行きたいし、
 いろんな人と出会いたいし、会食もしたい。

 散歩にも行きたい、旅行もしたい。


 そして

 経営者として数字を残さなければならない、

 また理想のライフスタイルを追い求めている個人でも
 あるわけで、

 
 誤解を恐れずにいってしまうと
 その夢を実現するためにメールマガジンを発行して
 いるのです。



■おそらく私と同様、

 「情報発信している、あるいはしたいとおもっている」

 人の99%は、作家になるために発信するのでは
 ないはずです。


 であるならば、完璧を期すあまり、
 肝心の執筆、発信が苦になってしまっては元も子も
 ありません。



■まず、自分が達成したい夢、目標がある。

 そのための情報発信であり、

 自分が作家ではないんだから、
 立派な文章、高尚な文章、芸術的な文章など、
 書けなくて当たり前、

 とまずはそのように理解して、
 
 (ある種、開き直り)


 ただ一点、

 わかりやすい、伝わる文章を最低限クリアして
 書いてみよう、

 とだけ意識して発信してみられてはいかがでしょうか。


 
■じつのところ、

 情報発信の威力というのは

 
 【 一本の、渾身の力を込めたクオリティの高いコンテンツ 】

 よりも

 【 継続的に垂れ流す、最低限の基準をクリアしたコンテンツ 】
 

 のほうが発揮したりするものです。


 (ああ、いってしまいました、、)



■冒頭の質問を下さった方には、そんなふうに考えて、

 肩肘はらずにまずは始めてみられるのがいいかも
 しれませんね。


 ハードルが高いようにみえても、
 乗り越えて、振り返ってしまえば


 「そんな高いハードルじゃなかったなあ。

  こんなだったら、もっと早くに乗り越えておけば良かった」


 これは別に情報発信に限らず、

 大抵のことは往々にして、そのようなものであったり
 するものです。

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<今日のピークパフォーマンス方程式。>

【 出し手と受け手の協同作業 】

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■一昨日から、

 「肩肘はらずに情報発信を」

 というお話をしております。



■私たち(のほとんど)は作家ではないわけだし、
 

 そもそも情報発信の威力というのは、

 
 【 一本の、渾身の力を込めたクオリティの高いコンテンツ 】

 よりも

 【 継続的に垂れ流す、最低限の基準をクリアしたコンテンツ 】
 

 のほうが発揮されたりするものだから、
 とにかく「わかりやすさ」だけを心がけて、

 あんまり肩肘はらずに、気楽な気持ちで、発信を継続して
 いけばいいというお話もいたしました。



■わたしなどはそんなふうにしながら、

 経営者として、

 また、

 自分の理想のライフスタイルを叶えてくれる
 最強のツール(と私は思っていますが)として


 情報発信のメリットを120%、どころか200%、300%、
 享受してきたようにおもいます。



■もちろん手を抜いているわけではないけれども

 何時間もかけて考え、文章を装飾するほどの時間も
 とれません。


 情報発信したらいい、と聞くと、

 そこから得られるメリットは120%理解されている方で
 あっても、腰が引けてしまう人が多いのは、

 おそらくそこに


 「作家的なるもの」

 「あるべき情報発信者

  (=メールマガジン発行者、ブログ執筆者、
           あるいは、ニュースレター編集者」


 的な像があるからだとおもうのです。



■しかしあえてはっきり言い切ってしまいますが、
 それはほとんどの場合、

 「誤解に基づく像」であり、

 経営者、営業職の方、マーケティング担当者、

 あるいは

 自らのキャリアを進展させるために情報発信したいと
 おもっているあらゆる人たちにとって、

 そんな慎重に捉える必要はないのです。


 
■書いて書いて書きまくっていく。

 そのうち、受け手側とのやりとりも始まるでしょう。

 そうして「協同作業」でいい物が作り上がっていくのです。
 
 だんだん形になってくるのです。

 
 (もしまだ、情報発信なんかしたことがないよ、という方)
 
 あまり硬くならず、バーチャルな協同作業を進める
 気楽な感じで、まず発信を始めてみられたらいかがでしょう。

 きっと新しい世界が広がるのを感じることと
 おもいます。
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どうしても書くことが元来得意というわけではないところもあり、
せっかくブログをはじめたのに、ついネタを抱えたまま終わっている節があります。

ネタをもって抱え込んで、囲い込んでしまっては意味がないですものね。

気持ちを切替えて、情報発信の仕方を変えていこうと思います。

2008年9月28日日曜日

約1ヶ月ぶりの復帰

随分長い間、更新を止めてしまいました。

この1ヶ月間、仕事がとても忙しく、更新することができませんでした。

9月14~21日にかけて、1週間ほど、仕事でモントリオールへ出張していました。
北米へ行くのは、今回が始めての経験でした。
5日間の会議に参加するのが目的で、予備日はまったくなし。。。

初めての北米でしたが、実質自由時間は金曜日の午後5時間ほどでした。
仕事で出張しているので、遊びがないのは、当然なんですけれど、やっぱりもったいないですね。

肝心の会議のほうですが、ネイティブのディスカッションの場に参加したのは初めての経験!
(そんな人を出張させるなんて、どんな会社だろうと疑問をもたれるかもしれないですね^^;)

やはりネイティブ・イングリッシュのディスカッションの内容をフォローすることは、想像以上に難しいことでした。
初日は自分のあまりの英語力のなさに非常に落ち込みましたが、とにかく前日の準備を怠らないようにすることと、気構え過ぎて、普段なら問題なく聞けるような内容を聞き漏らさないように、聞けない部分については、ほんのわずかでも情報がつかめればいい、というくらいの軽い気持ちで臨むよう、気持ちを切り替えました。

それからの4日間は、比較的緊張することもなく、参加者とも休憩時間中に雑談を楽しんだり、今後のコネクションを作ることもできたので、結果的には非常に有意義な出張となりました。

今回の出張を経験したことで、普段自分が英語で仕事をしたいと思っていたことが、どれほど大変なことであり、自分の能力がまだまだ足りないことを痛感できました。

おかげで、より自分の目指すべき目標がよりクリアになったのかなと思います。

先は長くなりそうですが、何事も継続した期間とこなした量に比例して上達すると信じて!

久しぶりの更新でしたので、ちょっとした近況報告でした。

2008年8月25日月曜日

出会いと別れ

先週末から休日にかけて、久しぶりの再会の機会に恵まれました。

これまで恩返しをすべき人にしてこなかったことを悔やんでいたところ、
ご厚意から連絡いただき、感謝の気持ちを伝えられたことで、
人間関係を保つことが、いかに大切であるかを、改めて思い知らされました。

また、仕事でも良い機会を得ることができ、
そのチャンスに対して、自分がどんな結果を残すことができるかで、
自分自身の力量を客観的に推し量ることができるなと思っています。

以前なら、プレッシャーで押しつぶされそうになっていたかもしれませんが、
勝間さんやデュボワさんの話を聞いて、
チャンスを生かせること、生かせないこと、
そのどちらにも自分についての成長のきっかけを見つけることが、
いまならできるなぁと漠然と感じているからでしょうね。


そんな良いこと尽くめの週末があけて今日、
実家から愛犬が亡くなったと知らせがありました。

久しく帰省しておらず、元気な頃しかしらない私には、
とても現実感のあることとしては思えず、
でも心のどこかで、穴が開いた感覚だけがあります。

夫婦そろって犬が大好きで、帰省するたびに一緒に遊んでいたのですが。。。

愛犬を見送るのもこれで3度目。

”マイ・ドッグ・スキップ”のように、大学へ入学すると同時に、
実家から離れているので、すべて電話で連絡を聞かされています。

若い頃は、3匹そろって仲良く遊んでいた姿を思い浮かべると、
これでまた一緒に遊べるようになったのかなと、
少し気持ちが慰められたりもします。

愛犬、ラブの冥福を祈りつつ。。。

2008年8月20日水曜日

ニューロコンピュータ実現?

昨日の新聞記事をみて、驚きました。

培養ラット脳細胞がロボット操る…英大学が開発成功と発表 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080814-OYT1T00613.htm?from=main1

こちらは記事掲載もとのNewScientistです。動画もありますが、かなりすごいです!
http://technology.newscientist.com/article/mg19926696.100

現状では、ロボットからの入力信号を受けて、ニューロンの回路が形成されたというところまでで、学習の仕組みの糸口となりそうだ、という今後の研究が楽しみな内容なのですが。。。

やはりこれから研究が進んでいくと、倫理的な問題が出てくる可能性がありますね。

私は学生時代には脳生理学を学んでいたので、こういった研究にはとても関心があります。

私が学生だった頃は、脳から取り出したニューロンを長期間培養すること、そのものが研究課題だったのですが、気づけばそのくらいのことはできて当たり前になっていたんですね。

ただ、分子生物学などのミクロからアプローチする生物学に関しては、学生時代から直接先生と議論するなど、学問そのものが内包する危険性について危惧していました。

大学の研究者が全員そうだとはいいませんが、大半の人たちは、自分たちの興味の赴くままに研究をしていることが多く、自分たちの研究成果が、世の中にどのようなインパクトを与えるものであるのかということを意識していないところが、多々見受けられます。

最先端の科学を研究するものには、知的好奇心だけでなく、自分たちの行っている研究がはらむ危険性についても思いをめぐらし、そこに責任を感じてほしいですね。。。

2008年8月17日日曜日

最強の自分マーケティングセミナー10:『質問力』を手に入れる

8月7日に参加したセミナー、”『質問力』を手に入れる”について、まとめます。

このセミナーは、エリエス・ブックコンサルティング社長の土井英司さんが司会兼講師となり、第一部が質問力についての講義、第二部は、”コンサルタントの「質問力」”の著者である野口吉昭氏と、”ワンランク上の問題解決の技術”の著者である横田尚哉氏とパネルディスカッションという形式で行われました。

【第一部】
1.導入部にて
 ・目的意識のない質問には意味がない
  →いい答えがもらえない上に、役に立たない情報しか得られない

2.質問力があれば、これだけのことが成し遂げられる
 ・語りたがらない人、うまく伝えられない人から情報が得られる
   →希少性の高い情報が得られる
 ・質問するときは”この人はなにをされるとうれしいか?なにで評価される人か?”を考える
   →そこには、その人を動かす動機があり、それが見えれば、相手を動かすことができる”なにか”が手に入る。

3.質問する前にやっておくべきこと
 ・相手を徹底的に調べる
 ・人間関係をきちんと作る
 ・セミナーなどの場合、講師のモチベーションをあげるような反応をする
   →傾聴の姿勢を見せたり、笑うべきポイントがあったら笑うなど
 ・相手をその気にさせる反応をすることで、よりよい情報を引き出すことができる

4.プロのインタビュアーはこうやって話を切り出す
 ・アイスブレイクというテクニック
  →まずはちょっとした会話をしかけて、相手の気持ちをほぐす
 ・相手が感じていることを受けて質問する(アイスブレイクの1例)
   →相手が疲れているように見えたら、それを拾って質問を投げかける
   →質問を受けた人は、”この人は自分を見てくれているな”と感じて、質問に応じてくれる

5.ラリー・キング氏にみる質問力
 ・メディア嫌いのアメリカの著名人であっても、ラリー氏のトークショウには出演する
   →出演した人たちの理由は、”すばらしい体験ができるから”
 ・なぜそんなに他人をひきつけられる質問ができるのか?と問われて、ラリー氏はこう答えた
   →ありとあらゆることに好奇心を持っているからだ

6.第一部余談
 ・知識や知恵は、お互いに情報を投げ合って生まれるもの
   →主体性を持たないと情報を受け取るだけになってしまう
   →主体性を持たずに得た情報は、自分にとって価値を生まない
 ・お互いのやり取りの中で、はじめて新しいものが生まれてくる
 ・読書も質問力に関係している
   →読書をすることで質問の質が変わる
   →読書の次になにを生み出すのか?を意識することが大切
   →”なんのために、だれのために”と考えて読書をすることで、読書の質が上がる

【第二部】
1.相手のウソをどうやって暴くか
 <野口氏>
 ・AとA'の質問をしておいて、無関係のB、Cの質問をしたあと、再度Aの質問をする
   →答えがさっきと違っていることをやんわりと指摘する
 ・ニュアンスの違う質問の整合性を調べる

 <横田氏>
 ・中間的な答えでかわそうとしているところを、質問を繰り返して、答えざるを得ないところへ持っていく

2.相手のモチベーションを高める質問とは
 <横田氏>
 ・人は目の前の目的より、先のものを示されるとモチベーションがあがる
   →天国と地獄、いずれを見せるとモチベーションがあがるのかを見極めて、将来ビジョンを見せる

 <土井氏>
 ・相手の頭の中に絵を描く
   →いい質問は、相手の頭の中で、絵を描く
   →その絵に従って、人は動く
   →つんくが著書で述べているのは、”売れる歌は必ず一枚の絵が浮かぶ”ということ

3.質問において、論理と人間力のどちらが大切?
 <野口氏>
 ・人間力が大切
 ・ある会社でヒアリングをしていたとき、斜にかまえて会社を批判している人がいた
  →ただ、会話の中で一言”でも会社好きなんだよね”といった
  →その言葉を聞き逃がさず、実際は会社に熱意のある人だと考え、質問を繰り返した
  →のちにその人は社長になった
 ・いろいろなツールやフレームワークはあるが、そのまま質問はしない
  →人間味のある質問をする
 ・SWOTやロジックツリーを立体的に組み合わせて分析しつつも、質問は機械的にならないように

 <横田氏>
 ・論理的な人には、理詰めで述べたほうが納得してもらえる
 ・情をゆるしてはいけないのは、メンバーが楽をしたいために結論をだしているとき
   →結論には自分たちのためのものと、エンドユーザのためのものと二つがある

4.利益を生む質問とは
 <横田氏>
 ・お金がかかっているものには、必ずファンクションがある(コスト価値)
   →ファンクションをみれば、要・不要がわかる
   →目的はなんのため?を繰り返すとムダが省ける
   →ファンクションを取り除くことが最短距離
 ・ファンクションを聞く一例
   →ペットボトルが四角なのはなんのため?
    ⇒コンビニの陳列ケースに並ぶ本数が違う
    ⇒丸だと7本・四角だと8本入る

5.自分への質問-自分の良さに気付く質問
 <野口氏>
 ・レブロン社の社是:私たちは店頭で希望を提供している
 ・お金(収入・給与)は結果にすぎない
 ・自分はなにをしたいのかを考え、方法論と目的を間違わないことが大切
 ・主体性を引き出すことが大切
  →自分のため、人のため、人々のために生きる
  →いかに自分軸を持つのかが成長につながる

 <横田氏>
 ・自分がイメージしているものを目指していれば、必ず手に入る
  →そのあとでなにをするのかが問題
 ・将来のキャリアを考えるときには、実現したあとにはどんないいことがあるのかを考える
 ・たとえば、”お金が手に入ったあとに、なにをするのか?なにかしたいことがあるのか?”
  →答えられる人は手段が変わっても目標に向かっていける

6.まとめ
 <野口氏>
 ・シンプルな質問がいい
  →金の沈黙
  →グループインタビューで、黙っていた主婦が発した一言が生きることがある
 ・しゃべりたくなるタイミングを作る
 ・相手の思い込みを崩す質問
  →あえて相手を怒らせる
  →ある人を怒らせることによって、役員全員がその問題を共通のこととして認識することができた

 <横田氏>
 ・質問は短く、シンプルなほうがいい
 ・質問するときには、答えやすい範囲がある
  →相手の考えているちょっと先くらいを問いかけると答えやすい
 ・街灯理論
  →相手の理解できそうな範囲で質問をして、その答えに対して光があたっている範囲で質問をすると答えてくれる

 <土井氏>
 ・あいまいな質問をすると、しゃべれない人は答えられない
 ・答えざるを得ない質問を投げかけて、追い詰めることで、答えが得られる
 ・ナラティブ(物語)を感じられると、ワンランク上の質問ができる


私の感想は、「質問力」を磨くためには、以下のことを意識しなくてはいけないなと感じました。

①日ごろのなにげない会話の中にも、”なぜ?なに?”を感じて、相手が気持ちよく話せるような雰囲気を作る
②アイスブレイクとなる話題をもっておく
③ロジカルシンキングは、自分の中で情報を整理するときには重要
④人間同士のやりとりなので、”温かみ”を持ったものでなければならないが、目的を見失ってはいけない
⑤自分に明確な基準がなければ、質問もぶれてしまう
⑥よい質問をする人の真似をする

今回学んだことを、少しでも仕事に役立てることを心がけたいと思います。

暑気払い

みなさん、お盆はいかがお過ごしですか?

私は今日は、午後から居合の稽古に参加して、稽古終了後に居合道場の人たちと暑気払いで飲みに行きました。
(私はお酒、飲めないんですけど・・・)

それにしても、今日は暑かったぁ・・・。

空調のまったくない道場で、3時間半稽古しましたが、とめどなく流れる汗にも関わらず、体温は下がらず、過去最高にきつい稽古でした。

今日だけで1kgは痩せたと思います(笑)

こういう稽古のあとにビールを飲むとおいしいだろうなぁとは思うのですが。。。
みなさんがおいしそうにビールや日本酒を飲んでいるところを横目で眺めながら、ウーロン茶を飲んでました。


さて、勝間さんの水平思考力についてまとめて以来、みなさんのお役に立つような情報を提供できていませんので、明日少しでも情報をアップできるようにします!
(自分を追い込むことで目標を達成する方法ですね 笑)

2008年8月12日火曜日

ラテラルシンキングについて

随分時間があいてしまいましたが、勝間さんのラテラルシンキング講座の内容について、概要をまとめたいと思います。
ただ、困ったことにテキストが非常にシンプルかつわかりやすくまとまっているため、書き写しとなってしまうところが多々あります。
著作権の問題もありますので、なるべく内容は曲げないで、少しアレンジしてお伝えできればと思います。

1.ラテラルシンキングとは
 ・論理的思考の対立概念
 ・商品市場が成熟している中で、差別化を図る際に有効
 ・ただ、論理的思考の上位概念でもあるので、論理的思考を利用しないと、単なるあてずっぽうになる
  →運用の仕方に注意が必要!
 ・ラテラルシンキングは、仮説構築の際に役立つ
  →当たり前の仮説を抜け出し、仮説のバリエーションを増やすことで、問題解決レベルをあげる
 ・ラテラルシンキングは、ロジカルシンキング以上にトレーニングが必要

2.ラテラルシンキングの有効性
 ・成熟した市場での差異化を求めるとき
 ・ベンチャー企業が同じ市場で競合する大企業に勝る製品・サービスを生み出すとき
 ・商品普及率が飽和状態に達し、売り上げを伸ばすことが難しいとき
 ・製品の新しい付加価値を探すとき
 ・新しいビジネスプロセスを探すとき

 ☆結果として、日本の経営課題を解決するときに役立つ場面が多い

3.ラテラルシンキングの限界
 ・仮説に対して、技術的に可能か、マーケットに受け入れられるかという現実的検討が必要
 ・やり方を間違えると非効率
 ・必ずしも良い答えが出るとは限らない

 ☆ロジカルシンキングとの併用は必須
 ☆思いついたアイデアを試して、失敗したら修正を繰り返す
 ☆チームを活用して、視点を増やしたり、失敗から学ぶ仕組みが重要

4.ラテラルシンキングのステップ
 ①対象をMECEに分解
 ②構成要素の前提を変えてみる(思い込みや常識を捨てる)
 ③②のギャップや問題点を解消するアイデアを導入

5.違う切り口を探すフレームワーク
 ☆オズボーンの7つの質問(SCAMPER)
  ①代用してみたら?(Substitute)
  ②結合してみたら?(Combine)
  ③応用してみたら?(Adapt)
  ④変更してみたら?(Modify)
  ⑤置き換えてみたら?(Put)
  ⑥減らしてみたら?(Eliminate)
  ⑦逆転してみたら?(Reorder)

 ☆コトラーの6つの技法
  ①代用する
  ②逆転する
  ③結合する
  ④強調する
  ⑤除去する
  ⑥並べ替える

講義の中では、これらを教わった後、実際のケーススタディをたくさん実施しました。
時間の制約もあり、完全には解ききれなかったのですが、
どのようにアプローチしていけばよいのかの糸口はつかめたと思います。
あとは、実践できそうな機会があったら、ひたすら試してみるのみ!だと思います。

かなり内容をはしょっているので、もう少し詳しく知りたい、ということがありましたら、例題の一部などお示しします。

皆さんの少しでもお役に立てれば幸いです。

2008年8月10日日曜日

真夏の稽古!

酷暑日という言葉を聞くようになりましたが、いつごろから使われるようになったのでしょうか?

自分自身が子供の頃には聞いた記憶がないのですが。。。
言葉そのものはあったのでしょうし、35℃を超えたときをさすという定義もあったのかもしれませんが、ゲリラ豪雨といい、温暖化を感じさせる言葉をよく耳にするようになったと思うのは気のせいでしょうか?

このところの暑さにも負けず、昨日は居合の稽古に行ってきました。
少なくとも週に一度は、3時間の稽古に参加するようにしています。

稽古をしていてもっとも辛いと感じるのは、やはり夏ですね。
一応、稽古に使用している体育館には冷房が入っているとはいえ、館内の室温は相当なものです。
3時間の稽古中に1.5リットルの水を必ず飲み干してしまいます!
(ただし、水の飲みすぎは、注意が必要です!

稽古の内容は、基本動作に始まって、3つの基本の型、20の居合の型、そして組太刀というものです。
基本的に型の稽古は真剣、もしくは模擬刀を使って一人で行いますが、組太刀では、決められた型に沿ってはいるものの、木刀を使って互いに打ち合います。ときには勢いあまって、木刀があたることも・・・。

居合の稽古で一番大切なことは、とにかくイメージを膨らませること。
相手をイメージせずに、ただ刀を振るだけでは、本来もっとも効果的に相手を倒すために洗練された型がまったく安定しないばかりか、正確な動きをすることすらままなりません。
稽古を始めて3年になりますが、ようやく稽古の中で少しずつ自分と同じ体格の相手をイメージできるようになってきました。
そうすると、不思議なことに、集中しているためか、稽古中は暑さもさほど気になりません。
最近では、稽古の日が待ち遠しいほどです。
稽古場への往復ではぐったりしてますけれど(^^;

剣の腕はまだまだ未熟で、多くを語れるほどではありませんが、生涯を通じて気長に続けていければなぁと思っています。

あわせて居合や剣術についても勉強して、ブログで書ければいいなと思っています。

さて、明日からは、仕事に集中します!

2008年8月8日金曜日

質問力を手に入れよう!

 今日は、エリエス・ブックコンサルティングが毎月主催している、「最強の自分マーケティング」というセミナーに参加してきました。

 今日のお題は「質問力を手に入れる!」というものでした。

 『コンサルタントの「質問力」』を執筆した野口吉昭さんと、『ワンランク上の問題解決の技術』を執筆した横山尚哉さんのお二人がゲスト講師で、ご自身のコンサルティング経験を通じて、よりよい情報を引き出すための質問力について、お話してくださいました。

 『コンサルタントの「質問力」』は読了済みだったのですが、それでも著書の中では触れられていない内容や、実際に手がけられてきた案件についてお話していただくと、現場の雰囲気がひしひしと伝わってきて、学びの効果も10倍増し!と感じました。

 仕事柄、質問することは多いのですが、これがなかなか難しい。。。
 いつも質問下手だなぁと思いつつ、斎藤孝さんの「質問力」なども読んだりしました。
 今回のセミナーの内容は、また情報提供させていただければと思います。

 最後に主催者の土井英司さんがおっしゃっていたことが印象に残ったので、ご紹介します。

===
 知識や知恵は、お互いに意見を投げ合ってうまれるものです。
 ネット社会では、とかく情報が一方通行になり、主体性を持たなければ、ただ情報を受け取るだけになってしまう。
 情報を受け取るだけではなく、お互いにやり取りしあって、はじめて新しいものが生まれてくる。
 では、読書はなぜいいのか。読書は、一方通行のメディアではないのか。
 たしかに、ただ本を読むだけではダメ。本を読むのは、よりよい質問をするためである。
 本を読んで知識を得ることによって、次にできる質問の質が変わる。
 読書をすることで、その次になにを生み出すのか、そこが大切である。
 だれのために、なんのために自分は読書をし、行動し、情報発信するのか。
 その点を意識する必要がある。
===

 本を読んだ内容を身につけるのは一朝一夕ではないし、読み方によっては切り口も違ってきます。
 きちんと目的意識をもって、漫然と読書をしないようにしたいと思いました。

 後日の詳細なレポートをお楽しみに!!

2008年8月6日水曜日

マイペースな一日

 今日は職場のチームメンバーが、夏休みや年休消化のために全員休んでいて、私一人だけ出社でした。年休消化期限と夏休みが重なるこの時期は、こんなことがよくあります。
 昨年度、いろいろと事情があって、しっかりと年休を使ってしまった私は、これ以上年休消化をしてしまうと、病気をしたときなんかに保険がなくなってしまうので、ひとりさみしく出勤してました。。。
 と、そう思うとなんだか存した気分になってしまうので、こういうときこそポジティブに考えましょう!

 今日チャレンジしてみたのは、こんなことです。

 1)会議室の独り占め
  普段のワークスペースは、典型的な日本企業なので、パーティションもなにもなし!
  まわりのとにかくうるさいこと。。。
  考え事をするときには、非常に困ってしまうので、夏休みで会議室を使っている人がほとんどいない  のをいいことに、午前中は一人で8人用の会議室に篭って、資料をテーブルいっぱいに広げて、考  え事をしてました。
  おかげで、ちょっとしたアイデアをひらめいて、午後の仕事がはかどりました。

 2)ときにはワークスペースを移動しよう
  メンバーがそろっているときは、なかなか席をはずせないものですが、こういうときこそ、思い切って社  員食堂へ資料を持ち込んで、コーヒー片手に考え事にふける。。。
  ちょっと環境が変わるだけで、違う視点から考えられるような気がするので、不思議なものですね。

 3)仕事を切り上げ、さっさと帰る!
  普段はついつい、打合せが長引いたり、なんとなーく帰りづらくて残業したり。。。
  こういうときこそ、定時でしっかり帰宅して、家族とゆっくり食事ですね!
  深夜、寝る前にかろうじてご飯を食べるという、非常に不健康な生活をしていますので、ときにはこう   いう時間を作って、家族の団欒を大切にしないといけないですね。

 ちょっと目先を変えるだけで、あーあ自分も休みたいなぁから、今日はいつもと違う質の仕事ができたぞ!とシフトチェンジできるので、今月は何度かチャンスがあるので、息抜き・・・じゃなくて、いつもより良質の仕事をしようと思います。

 明日も楽しくビジネスを!!

2008年8月5日火曜日

こんなマンガも読んでます

プロの世界を垣間見るのは、なんだかとっても刺激になりますね。

どんなことであれ、その道を極めた人たちは、地にしっかり足がついていて、虚勢を張らず、威圧しているわけでもないけれど、凛とした雰囲気をまとっているような。。。

社会人になってから、いろいろなジャンルの本に手を出すようになりましたが、いますっかり虜になっているのは、『テレプシコーラ』です。

どのくらいの認知度があるのか、ちょっと把握していないのですが、バレエマンガというジャンル自体が珍しいので、かなり有名かもしれません。

現在、雑誌「ダヴィンチ」で第二部が連載中で、第二部の新刊がちょうど先月発売されたばかりです。

バレエに対して、すごく思い入れがあったわけでもなく、ある書評サイトで勧められているのを見て、読み始めたのがきっかけだったと記憶しています。

ネタばれしてしまうので、あまり深く内容については書けませんが、プロのバレエダンサーになるためには、こんなストイックな苦労を小さい頃からしているんだ!と驚かされるようなことばかりです。

明確な目的意識を持っている人、こうなりたい!という自分のイメージを常に思い描くと、こんな風に行動できるのかな?と考えさせられます。(第一部で主人公の小学生~中学生時代が描かれています)

まだ本物のバレエを見たことはないので、ぜひ近いうちに本物を見てみたいとおもいます。

唯一見たことがあるのは、ローザンヌ・バレエコンクールという、伝統あるコンクールのテレビ中継くらいです。このテレビ中継、解説の丁寧さと辛らつさが入り混じっていて、素人が見ていてもとっても楽しい、不思議な番組です。

もし機会があったら、ご覧ください!!

2008年8月3日日曜日

人生戦略策定セミナーに参加して

7月31日に開催された勝間さんの「人生戦略策定セミナー」に参加しました。

勝間さんの本に刺激され、デュボワ・メソッドを受講して、少しずつ自分の行動に変化を起こしてみようとブログを始めたものの、更新は滞るばかり。。。

今回のセミナーをきっかけにして、ブログを始めた方々がいることを知り、もう一度やってみようと思い、まずはセミナーの要約と感想から、ブログを再開したいと思います。

(1)ちょっとしたサプライズ!
「インディでいこう!」が参加者全員にプレゼントされました!
(しかも【Katsuma Serendipity】のプリント付)
はじめは「随分たくさんの人が座席どりしてるんだな・・・」などと思いつつ、最前列まで歩いていたのですが、見渡す限り本が置いてある。。。
「???」と戸惑いながら、隣の女性に「ここよろしいですか?」と聞くと「どうぞ」とおっしゃってくださったので、とりあえず安心して席について開始を待つことに。
この本がプレゼントであることは、セミナー開始直後に伝えられましたが、なんとセミナーの3日後には裁断される予定とのこと。。。
(なので、もし在庫がまだあるとしたら、もう裁断されてるんですね。。。)
帰宅後、妻に渡したところ、翌日には読み終わっていました。
勝間さんの本は夫婦で読んでいますが、いろいろと思うところがあったようです。

(2)人生の戦略を持とう!
・自分のミッションを考え、毎日をどのように過ごせば良いのか、行動を体系化していく。そうすることで、目標は実現できる。
・戦術=その場に適応していくこと、戦略=意志をもって行動すること
・人生に戦略があると効率が違う
 (なぜなら)無駄な努力をしなくなるから
・【正しい戦略=少ない努力】を実現できるように、戦略をきちんと立てることが大切

(3)人生戦略の5要素
自分にとってのミッションがなにかを考え、実現するための予定をたてる。
その予定の進捗を確認できるKPIを設定し、予定を習慣的に実行できる仕組みづくりを徹底的に考え抜く。
仕組み化した行動によって生じた結果をすべて受け入れ(セレンディピティの意識)、生じた結果をもとに、再度、仮説→検証→実行を繰り返していく。

(4)セミナーとその後の復習の感想
KPIを設定するところまでは、どうにか週末にやり遂げましたが、良い習慣と悪い習慣を分類し、良い習慣が継続できるための仕組みづくりがなかなか難しい。。。
あまり考え込むと、下手な考え休むに似たりになってしまうので、まずは仮説思考で仕組みを作り上げてしまい、検証と実行のサイクルを短期間で繰り返すことで、長期的な実行につなげていくしかないのかな?というのが実感です。

(5)お知らせ
来年の4月頃になるそうですが、テレビ番組の企画を考えているそうです。
それに関連するアンケートもあり、回答させていただきました。
自宅ではほとんどテレビは見ないので、有効な回答にはならなかったでしょうが。。。
勝間さんなりに、テレビでしか伝えられないものを創りたいとのことだったので、
完成の暁には、ぜひ見てみようと思います。


このブログ更新もいかに仕組み化していくか。。。
これも今の課題ですね。
こういうちょっとした日頃の試行錯誤もビジネスに活かすチャンスもあるでしょうし、すべて自分の将来につながると考えて、前向きに取り組んでいきます。

2008年6月8日日曜日

ダブルヘッダー



昨日、第4回国際居合大会に出場した。

この春に初段に昇段したため、初段の部で出場。

一昨年の大会では、一勝もできないどころか、審判3人がすべて相手選手の勝ちとして、完敗。。。

今回はせめて一勝だけでもと、必勝の覚悟で臨んだもののあえなく完敗。。。

やはり日ごろの稽古が足りないんですね。
参加賞の手ぬぐいは、おそらく御宗家直筆と思われる字で、

『黙って稽古しろ』

鮮やかに染め抜かれていました^^;

はい・・・がんばって稽古します。。。

大会は決勝戦を途中で抜け出し、引き続き会社同期の結婚式へ参加。

なんと年の差7歳のカップルで、奥さんの若いこと。。。

奥さんの友人たちと同席でしたが、会話の糸口すら見つけられないまま、披露宴は終わりました(爆)

でも、披露宴はすっごーくいいものでした。

日ごろはおどけてばかりの同期が、声を詰まらせながら感謝の言葉を述べていたのには、なんともいえず、ぐっとくるものがありましたね。

新郎新婦はもちろんのこと、両家の両親も感無量といった感じで締めくくられた披露宴は、久しぶりに涙がこみ上げてきそうになるような、とってもいいものでした。

いつも結婚式に参加して思い返すのは、自分が結婚式の日に感じたこと。

あのときの感謝の気持ちや決意を定期的に思い出させてくれるたびに、人の考え出した儀式の力はすごいなぁと思いますね。

さて、決意も新たにして、また今日から自分らしくやっていくぞ!

2008年5月16日金曜日

新しい資格

 これまで、情報処理系の資格を取得しなくてはと思い、最低でもソフトウェア開発技術者資格は取得しなければと思っていたが、いまだ合格には至っていない。
 今年こそは、計画を早めにたてて、試験対策をしなければいけない。

そんななか、自分がとってみたいと思う資格が紹介されていた。

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コンサルとITのギャップを埋める「BABOK」日本上陸へ


 2008年4月11日,有志を中心に,「ビジネス・アナリシス」(Business Analysis)という職業とビジネス・アナリシスを実施する「BA(Business Analyst)」と呼ぶ職種の普及拡大を目指す非営利団体「IIBA(International Institute of Business Analysis)」の東京支部準備室が設立された。今年の秋頃には,正式にIIBA東京支部を立ち上げる予定だ。

 BAとは,IIBAの定義によれば「ステークホルダー間の橋渡し役となって,ビジネス・プロセスとポリシーおよび情報システムを変更するための『要件』 を引き出し,分析し,伝達し,検証する」職種である。ここで言う「要件」とは,システム要件ではなく「ビジネス要件」。経営戦略を決めるコンサルタントと システム構築を担当するエンジニア間のギャップを埋める新しい職種と言える。

 IIBAでは,ビジネス・アナリシスのための「知識体系」である「BABOK」(Business Analysis Body of Knowledge)を作成している。これは,ちょうどPMI(Project Management Institute)が作成したプロジェクトマネジメントのための知識体系「PMBOK」(Project Management Body of Knowledge)のようなものである。

 BABOKでは,知識エリアとして次の6つを定義している。

1. 企業分析(Enterprise Analysis)
2. 要求の計画と管理(Requirements Planning and Management)
3. 要求の引き出し(Requirements Elicitation)
4. 要求の伝達(Requirements Communication)
5. 要求の分析と文書化(Requirements Analysis and Documentation)
6. 解決策の評価と検証(Solution Assessment and Validation)

 2006年7月にバージョン1.6が発表されており,2008年末にはバージョン2.0が発表される予定。現在は英語版しかないが,IIBA東京支部が日本語版を作成する。

 PMIがPMP(Project Management Professional)資格を認定しているように,IIBAでも,2006年10月から「CBAP(Certified Business Analysis Professional)」資格の認定を開始している。IIBA東京支部では,CBAPの日本語化にも取り組む予定である。


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(平田 昌信=ITpro  [2008/04/14]
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 日本への導入はまだ時間があるようだが、お客さんの顔が直接見えるところで、社会貢献したいという自分の思いにマッチした資格ではないかと感じている。
 日本へ導入された暁には、自費でもいいので、取得を目指してチャレンジしてみたい。

2008年5月13日火曜日

事始め

自ら積極的に情報を発信すること。
周囲の人たちのなかには、なにげなくそんなことができる人もいたけれど、
自分にとっては想像もできなかったし、人に向けて語れるなにかがあるとも思っていなかった。

でも、そんなに肩肘張らなくても、もっと気楽にやれるところから、
自分のできる範囲でやってみよう。

そんな思いで、まずは踏み出す第一歩。

すべてはここから。

初心を忘れず、そして常に精進を心がける。


 初心忘れずば 後心は正しかるべし
 後心正しくば 上がる所の態(わざ)は 下る事あるべからず
 これ即ち 是非を分つ道理なり
                      世阿弥 『花鏡』


剣術と居合で体を鍛え、日々の学びと英語の習得から心と頭を鍛え、”身心学道”を実践する。