また更新期間に空白ができてしまいました。
そんなときに、普段読んでいる鮒谷さんの”平成進化論”で、情報発信に関するトピックスが取り上げられていました。
すでに御承知の方もいらっしゃるかと思いますが、自戒の意味も込めて、
内容を紹介させていただきます。
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<今日のピークパフォーマンス方程式。>
【 完璧を期さない情報発信 】
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■昨日、
【 情報発信の有用性、効果効能、魅力とは 】
というテーマでお届けしたところ、
こちらも非常に大きな反響をいただきました。
■今日は、そのなかで「ごもっとも」とも思える
心配、ご質問がありましたので、
その質問に対するお答えをいたします。
複数のかたからの、共通の質問だったわけですが
それがどういった内容であったかというと
「外部への情報発信というと、どうも力みが入ってしまい、
書こうとはおもっても、なかなか筆?キーボード?が
進まない」
というものでした。
■おっしゃること、すごくよくわかります。
わたしも外部に向ってモノを書き始めたときに
同じ思いに駆られました。
しかし、その壁を乗り越えてでも
▼新しいキャリアを志向する個人
あるいは
▼年商 数億~場合によっては10億程度までの
企業経営者
などであれば、
ブログ、ニュースレター、メールマガジンなどの媒体を
活用し、外部に情報を発信するメリットは十二分に
あることを、まずは知って下さい。
(じつは10億超の企業経営者であっても、
経営者自らが情報を発信することで業績を
大きく伸ばしている会社がたくさんあるのですが)
■そのうえで、今日はそんな
「情報発信に対する恐れの壁の乗り越え方」
について、わたしの経験を通してお伝えいたします。
■実は、
私もこうやって何年にもわたってメールマガジンを
書いてきたわけですが、
ぎりぎりのところ、告白すると
「わたしは作家じゃない」
わけですし
「情報発信にそんなに時間を割くことができない」
わけです。
■従って、あえて極論すると、
書き流し、垂れ流しでいいから発信する
(とまでいってしまうと言い過ぎかも知れませんが)
毎日、執筆しているなかで、
その号において、
「自分の伝えたいことを表現するための完成度が
7、8割程度のところまできた」
と思ったら、
そこである種の「見切り」をつけて発車(=発信)
してしまいます。
すなわち、
【 完璧を期さない情報発信 】
こそが継続の秘訣なのです。
■もし完成度を
「7割⇒8割」
あるいは
「8割⇒9割」
というところまで高めるためには、
メルマガのコンテンツの完成度を7割、8割に持って
くるまでにかけた労力と同等の、
あるいはそれ以上の労力がかかるものです。
■完成度を高めよう、完璧を期そうとおもっても
一定以上の時間をかけた後は、
かけた時間や労力の効用も徐々に逓減していき、
極言すると
【 労多くして功少なし 】
の状態になってしまうことがあるのです。
■もしわたしが作家であるならば、
効用などを気にすることなく、文章の細部に至るまで
徹底して手を入れなければなりませんし、
よりよい表現、より伝わる表現、
といったものに、ぎりぎりまで、こだわらなければ
ならないでしょう。
■しかしながら私は作家ではなく、
本も読みたいし、海外にも行きたいし、
いろんな人と出会いたいし、会食もしたい。
散歩にも行きたい、旅行もしたい。
そして
経営者として数字を残さなければならない、
また理想のライフスタイルを追い求めている個人でも
あるわけで、
誤解を恐れずにいってしまうと
その夢を実現するためにメールマガジンを発行して
いるのです。
■おそらく私と同様、
「情報発信している、あるいはしたいとおもっている」
人の99%は、作家になるために発信するのでは
ないはずです。
であるならば、完璧を期すあまり、
肝心の執筆、発信が苦になってしまっては元も子も
ありません。
■まず、自分が達成したい夢、目標がある。
そのための情報発信であり、
自分が作家ではないんだから、
立派な文章、高尚な文章、芸術的な文章など、
書けなくて当たり前、
とまずはそのように理解して、
(ある種、開き直り)
ただ一点、
わかりやすい、伝わる文章を最低限クリアして
書いてみよう、
とだけ意識して発信してみられてはいかがでしょうか。
■じつのところ、
情報発信の威力というのは
【 一本の、渾身の力を込めたクオリティの高いコンテンツ 】
よりも
【 継続的に垂れ流す、最低限の基準をクリアしたコンテンツ 】
のほうが発揮したりするものです。
(ああ、いってしまいました、、)
■冒頭の質問を下さった方には、そんなふうに考えて、
肩肘はらずにまずは始めてみられるのがいいかも
しれませんね。
ハードルが高いようにみえても、
乗り越えて、振り返ってしまえば
「そんな高いハードルじゃなかったなあ。
こんなだったら、もっと早くに乗り越えておけば良かった」
これは別に情報発信に限らず、
大抵のことは往々にして、そのようなものであったり
するものです。
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<今日のピークパフォーマンス方程式。>
【 出し手と受け手の協同作業 】
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■一昨日から、
「肩肘はらずに情報発信を」
というお話をしております。
■私たち(のほとんど)は作家ではないわけだし、
そもそも情報発信の威力というのは、
【 一本の、渾身の力を込めたクオリティの高いコンテンツ 】
よりも
【 継続的に垂れ流す、最低限の基準をクリアしたコンテンツ 】
のほうが発揮されたりするものだから、
とにかく「わかりやすさ」だけを心がけて、
あんまり肩肘はらずに、気楽な気持ちで、発信を継続して
いけばいいというお話もいたしました。
■わたしなどはそんなふうにしながら、
経営者として、
また、
自分の理想のライフスタイルを叶えてくれる
最強のツール(と私は思っていますが)として
情報発信のメリットを120%、どころか200%、300%、
享受してきたようにおもいます。
■もちろん手を抜いているわけではないけれども
何時間もかけて考え、文章を装飾するほどの時間も
とれません。
情報発信したらいい、と聞くと、
そこから得られるメリットは120%理解されている方で
あっても、腰が引けてしまう人が多いのは、
おそらくそこに
「作家的なるもの」
「あるべき情報発信者
(=メールマガジン発行者、ブログ執筆者、
あるいは、ニュースレター編集者」
的な像があるからだとおもうのです。
■しかしあえてはっきり言い切ってしまいますが、
それはほとんどの場合、
「誤解に基づく像」であり、
経営者、営業職の方、マーケティング担当者、
あるいは
自らのキャリアを進展させるために情報発信したいと
おもっているあらゆる人たちにとって、
そんな慎重に捉える必要はないのです。
■書いて書いて書きまくっていく。
そのうち、受け手側とのやりとりも始まるでしょう。
そうして「協同作業」でいい物が作り上がっていくのです。
だんだん形になってくるのです。
(もしまだ、情報発信なんかしたことがないよ、という方)
あまり硬くならず、バーチャルな協同作業を進める
気楽な感じで、まず発信を始めてみられたらいかがでしょう。
きっと新しい世界が広がるのを感じることと
おもいます。
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どうしても書くことが元来得意というわけではないところもあり、
せっかくブログをはじめたのに、ついネタを抱えたまま終わっている節があります。
ネタをもって抱え込んで、囲い込んでしまっては意味がないですものね。
気持ちを切替えて、情報発信の仕方を変えていこうと思います。
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