2008年10月31日金曜日

お弁当箱に一工夫

最近、会社の福利厚生制度が変更になり、昼食代が支給されなくなりました。
それにあわせて、家計の負担軽減策として、お弁当を持参することにしました。

もともと食が細いので、おにぎり2個か3個もあれば十分なので、
ラップで包んだおにぎりを持っていけばいいかなと思っていました。

ところが、お弁当作るのに張り合いも出るからというからという妻の言葉もあり、
ちょうどいいサイズのお弁当箱を買うことにしました。

購入したのはこちら、”よこぐも”さんの篠竹のお弁当箱。

http://www.jokogumo.jp/pages/shinotake.html

このお弁当箱の中に、赤松の経木をいれて、その上におにぎりをのせて出来上がり!

お水を一度くぐらせた経木が、適度におにぎりの水分を吸い取って、
篠竹のお弁当箱の通気性のよさから、朝作ったおにぎりでも、
さらっとして、べたつかない状態で食べられます。

しかも、経木の木の香りとちょっと味がおにぎりに移っていて、
なんともいえないおいしさを引き出してくれます。

昔の人のお弁当箱には、こういうきちんとした合理性があったのだなぁと感心しました。

最近はお弁当持参ブームなんでしょうかね?
サイトを探していたときも、店頭で探していたときも、
たくさんお弁当箱をみかけました。

みなさんもよろしければお試しくださいませ。

2008年10月27日月曜日

お知らせ

メルマガ”ビジネスブックマラソン”にて、講演会の告知がありましたので、
情報共有として、ブログに掲載させていただきます。

11/29(土)のエリエス出版戦略セミナーに、ディスカヴァー・トゥエンティワンの社長、干場弓子さんが登場するそうです。

勝間和代さん、小宮一慶さんをブレイクさせ、ベストセラー作家にしたその編集・販売の極意について、講演なさるとのことです。
http://eliesbook.co.jp/archives/136

御興味のある方は、参加されてはいかがでしょうか?

2008年10月24日金曜日

トークショー×2

今週の火曜日(10月21日)に、安藤忠雄さんとフランソワ・デュボワさんのトークショーに参加してきました。
1日のうちに2回のトークショーに参加するのは初めてでしたが、お二人とも短時間とはいえ、
聞く人に価値ある情報を提供してくださいました。
非常に簡単なレポートですが、情報共有と自分の記憶の定着のために、内容をまとめたいと思います。

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<安藤忠雄さん トークショー>
「安藤忠雄の建築1・2・3」のトークショー&サイン会

・日本人は目を覚ませ!
 →C・Wニコルさんから聞いた話
  来日した頃(30年くらい前)は、日本の子供たちの目の輝きに感動した
  最近は、子供たちの目に輝きがなくなったことに絶望する
  
・目を輝かせて生きていく為に、身近な目標をもて!
 →自分なりの考え方を構築していくことが大切
 →女性は男性よりも好奇心が旺盛で、いろんな興味をもって活動している

・好奇心を持つと、どこにいっても楽しみが広がる
 →建築に興味があれば、ヨーロッパ旅行をしても食べ物だけではなく、建築を楽しむことができる

・建築でもその他の仕事でも、異なる条件のものを如何に組み合わせるかが大切
 →それが創造力である

・女性は街と友達をもっている
 →女性の存在が街の原点である
 →女性が友達を作れるような街づくりが必要
 →ほっとできるようなスペースを街の居住スペースに作ることが必要

・オリンピック招致活動に関わっている理由
 →日本人に元気をだしてほしいから
 →オリンピックという目標を掲げることで、日本人はがんばれるようになる
 →もともと団結力があり、民度も高いので、将来に向けての目標を設定すれば、必ず活性化できると思っている

・モノを組み立てるという訓練を若いうちにしておくといい

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<フランソワ・デュボワさん トークショー>
「いつも、いい方向に人生が動く1%の人たち」のトークショー&サイン会

・今回の本の構成のコンセプトは、老子の本にヒントを得ている。
 見開きがの2ページ分が、ちょうど一つのトピックになっていて、そこを実践してみる、ということを繰り返すことで、
 デュボワ思考法の実践をよりトライしやすいようにしてみた。
 また、なにかヒントをもらいたいときに、気軽に振り返ることができるような本にしたかった。

・本書では”心のぜい肉”をキーワードにしている。
 ”心のぜい肉”とは、自分の前進を阻むもの。
 自分が芸術家として経験してきたことをもとに、他の人たちが”心のぜい肉”を落とす手伝いをしたいと思った。
 音楽家は依頼された舞台から逃げることはできない。人生でも似たような場面に対峙しなくてはいけなくなる。
 そのときに逃げ出さなくてすむ自分を創るためにはどうすればいいのか、を知ってもらいたい。

・歳をとるにつれて、いろいろなものを抱え込んでしまって、動きが遅くなる。
 今やらないと、あとで代償を支払うことになるということに気付いて欲しい。

・自分のもつ違和感を無視しないでほしい。
 物事に対して、なにかを感じるということは、とても大切なこと。
 優れた人は、たいてい動物的なカンが鋭い人が多い。

・人はとかく見た目で判断することが多いが、
 他の使って感じ取った総合的なイメージで人を捉えることが大切。

・今自分が感じていることは、自分のカンでキャッチしたのか、自分が考えてだした結論なのか、
 それを判別する力を身につけるには、練習を繰り返すしかない。

・深入りしすぎた勉強は、感覚を逆に鈍らせてしまう。

・他人との距離を近づけると、視覚以外の感覚で感じるところがある。

・自分を保持しようとしない。保持しようとしてしまうと疲れてしまう。
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2008年10月22日水曜日

情報発信を見直す

また更新期間に空白ができてしまいました。

そんなときに、普段読んでいる鮒谷さんの”平成進化論”で、情報発信に関するトピックスが取り上げられていました。

すでに御承知の方もいらっしゃるかと思いますが、自戒の意味も込めて、
内容を紹介させていただきます。

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<今日のピークパフォーマンス方程式。>

【 完璧を期さない情報発信 】

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■昨日、


 【 情報発信の有用性、効果効能、魅力とは 】

 
 というテーマでお届けしたところ、

 こちらも非常に大きな反響をいただきました。



■今日は、そのなかで「ごもっとも」とも思える
 心配、ご質問がありましたので、

 その質問に対するお答えをいたします。


 複数のかたからの、共通の質問だったわけですが
 それがどういった内容であったかというと


 「外部への情報発信というと、どうも力みが入ってしまい、

  書こうとはおもっても、なかなか筆?キーボード?が

  進まない」


 というものでした。



■おっしゃること、すごくよくわかります。

 わたしも外部に向ってモノを書き始めたときに
 同じ思いに駆られました。


 しかし、その壁を乗り越えてでも
 
 ▼新しいキャリアを志向する個人

 あるいは

 ▼年商 数億~場合によっては10億程度までの
  企業経営者

 などであれば、


 ブログ、ニュースレター、メールマガジンなどの媒体を
 活用し、外部に情報を発信するメリットは十二分に
 あることを、まずは知って下さい。
 

 (じつは10億超の企業経営者であっても、

  経営者自らが情報を発信することで業績を
  大きく伸ばしている会社がたくさんあるのですが)
 


■そのうえで、今日はそんな


 「情報発信に対する恐れの壁の乗り越え方」


 について、わたしの経験を通してお伝えいたします。



■実は、

 私もこうやって何年にもわたってメールマガジンを
 書いてきたわけですが、

 ぎりぎりのところ、告白すると
 
 
 「わたしは作家じゃない」

 わけですし
 
 「情報発信にそんなに時間を割くことができない」

 わけです。



■従って、あえて極論すると、
 
 書き流し、垂れ流しでいいから発信する
 
 (とまでいってしまうと言い過ぎかも知れませんが)
 
 毎日、執筆しているなかで、

 その号において、
 

 「自分の伝えたいことを表現するための完成度が
  7、8割程度のところまできた」


 と思ったら、

 そこである種の「見切り」をつけて発車(=発信)
 してしまいます。


 すなわち、

 
 【 完璧を期さない情報発信 】


 こそが継続の秘訣なのです。



 
■もし完成度を


 「7割⇒8割」

 あるいは

 「8割⇒9割」


 というところまで高めるためには、

 メルマガのコンテンツの完成度を7割、8割に持って
 くるまでにかけた労力と同等の、

 あるいはそれ以上の労力がかかるものです。



■完成度を高めよう、完璧を期そうとおもっても

 一定以上の時間をかけた後は、
 かけた時間や労力の効用も徐々に逓減していき、

 極言すると


 【 労多くして功少なし 】


 の状態になってしまうことがあるのです。



■もしわたしが作家であるならば、
 
 効用などを気にすることなく、文章の細部に至るまで
 徹底して手を入れなければなりませんし、
 
 よりよい表現、より伝わる表現、

 といったものに、ぎりぎりまで、こだわらなければ
 ならないでしょう。



■しかしながら私は作家ではなく、

 本も読みたいし、海外にも行きたいし、
 いろんな人と出会いたいし、会食もしたい。

 散歩にも行きたい、旅行もしたい。


 そして

 経営者として数字を残さなければならない、

 また理想のライフスタイルを追い求めている個人でも
 あるわけで、

 
 誤解を恐れずにいってしまうと
 その夢を実現するためにメールマガジンを発行して
 いるのです。



■おそらく私と同様、

 「情報発信している、あるいはしたいとおもっている」

 人の99%は、作家になるために発信するのでは
 ないはずです。


 であるならば、完璧を期すあまり、
 肝心の執筆、発信が苦になってしまっては元も子も
 ありません。



■まず、自分が達成したい夢、目標がある。

 そのための情報発信であり、

 自分が作家ではないんだから、
 立派な文章、高尚な文章、芸術的な文章など、
 書けなくて当たり前、

 とまずはそのように理解して、
 
 (ある種、開き直り)


 ただ一点、

 わかりやすい、伝わる文章を最低限クリアして
 書いてみよう、

 とだけ意識して発信してみられてはいかがでしょうか。


 
■じつのところ、

 情報発信の威力というのは

 
 【 一本の、渾身の力を込めたクオリティの高いコンテンツ 】

 よりも

 【 継続的に垂れ流す、最低限の基準をクリアしたコンテンツ 】
 

 のほうが発揮したりするものです。


 (ああ、いってしまいました、、)



■冒頭の質問を下さった方には、そんなふうに考えて、

 肩肘はらずにまずは始めてみられるのがいいかも
 しれませんね。


 ハードルが高いようにみえても、
 乗り越えて、振り返ってしまえば


 「そんな高いハードルじゃなかったなあ。

  こんなだったら、もっと早くに乗り越えておけば良かった」


 これは別に情報発信に限らず、

 大抵のことは往々にして、そのようなものであったり
 するものです。

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<今日のピークパフォーマンス方程式。>

【 出し手と受け手の協同作業 】

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■一昨日から、

 「肩肘はらずに情報発信を」

 というお話をしております。



■私たち(のほとんど)は作家ではないわけだし、
 

 そもそも情報発信の威力というのは、

 
 【 一本の、渾身の力を込めたクオリティの高いコンテンツ 】

 よりも

 【 継続的に垂れ流す、最低限の基準をクリアしたコンテンツ 】
 

 のほうが発揮されたりするものだから、
 とにかく「わかりやすさ」だけを心がけて、

 あんまり肩肘はらずに、気楽な気持ちで、発信を継続して
 いけばいいというお話もいたしました。



■わたしなどはそんなふうにしながら、

 経営者として、

 また、

 自分の理想のライフスタイルを叶えてくれる
 最強のツール(と私は思っていますが)として


 情報発信のメリットを120%、どころか200%、300%、
 享受してきたようにおもいます。



■もちろん手を抜いているわけではないけれども

 何時間もかけて考え、文章を装飾するほどの時間も
 とれません。


 情報発信したらいい、と聞くと、

 そこから得られるメリットは120%理解されている方で
 あっても、腰が引けてしまう人が多いのは、

 おそらくそこに


 「作家的なるもの」

 「あるべき情報発信者

  (=メールマガジン発行者、ブログ執筆者、
           あるいは、ニュースレター編集者」


 的な像があるからだとおもうのです。



■しかしあえてはっきり言い切ってしまいますが、
 それはほとんどの場合、

 「誤解に基づく像」であり、

 経営者、営業職の方、マーケティング担当者、

 あるいは

 自らのキャリアを進展させるために情報発信したいと
 おもっているあらゆる人たちにとって、

 そんな慎重に捉える必要はないのです。


 
■書いて書いて書きまくっていく。

 そのうち、受け手側とのやりとりも始まるでしょう。

 そうして「協同作業」でいい物が作り上がっていくのです。
 
 だんだん形になってくるのです。

 
 (もしまだ、情報発信なんかしたことがないよ、という方)
 
 あまり硬くならず、バーチャルな協同作業を進める
 気楽な感じで、まず発信を始めてみられたらいかがでしょう。

 きっと新しい世界が広がるのを感じることと
 おもいます。
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どうしても書くことが元来得意というわけではないところもあり、
せっかくブログをはじめたのに、ついネタを抱えたまま終わっている節があります。

ネタをもって抱え込んで、囲い込んでしまっては意味がないですものね。

気持ちを切替えて、情報発信の仕方を変えていこうと思います。